今回は栃木県の日光の観光地として有名な華厳の滝に関する記事です。近くで見るとすごい音がして迫力満点です。真面目に観光して帰ってきたのですが、帰ってから写真を見返して私も母も大爆笑でした。
華厳の滝の見どころ
華厳の滝は近くの中禅寺湖の水が、97mの高さから落下する迫力満点の滝です。HP情報によると5月には見事な新緑、6月にはたくさんのイワツバメが滝周辺を飛び回り、1月から2月にかけては十二滝と呼ばれる細い小滝が凍るため、滝全体がブルーアイズに彩られ、四季折々に違った景色を堪能することができるそうです。我々は7月に行きましたので、緑の中の滝を見ることができました。天気は良くなかったですが、素晴らしい景色でした。母か私かどちらが雨女なのか論争をずっと繰り広げております。
有料のエレベーターを使用して100m下へ降り、絶好のポイントから滝を眺めることができます。
アクセス
華厳の滝は公共交通機関を利用していく場合、JR日光駅もしくは東武日光駅からバスで行くことができます。日光東照宮は日光駅からバスで10分程度で行くことができるのに対して、華厳の滝まで行こうとするとバスで50分程かかります。結構な遠出になりますが、とても有名な滝で見応えもありますし、日光に行った際にはぜひ訪れるべきだと思います。
バスでのアクセス
バス情報
JR日光駅または東武日光駅から中禅寺湖温泉行のバスで行くことができます。JR日光駅や東武日光駅からC系統やYK系統のバスに乗車し、中禅寺湖温泉の駅で下車すればエレベーターまで徒歩3分程です。運賃が普通に支払うと片道1250円もしますので、この後に紹介するフリーパスを購入することをお勧めします。
バスの路線図はこちらです。(東武バス)
https://www.tobu-bus.com/pc/search/rosenzu/nikko.pdf
お得なフリーパス
華厳の滝に行く場合、前述のようにフリーパスの購入をお勧めします。
バスのフリーパスの場合は以下の4つの選択肢があります。
①中禅寺温泉フリーパス (大人2300円、小児1150円 2日間有効)
日光東照宮に加え、華厳の滝、中禅寺湖などに行くことができます。
②湯元温泉フリーパス (大人3500円、小児1750円 2日間有効)
①に加えて竜頭の滝や奥日光の湯元温泉に行くことができます。
③まるごと日光 東武フリーパス (料金は出発駅、時期により異なる 4日間有効)
浅草以降の東武線の出発駅ー下今市駅の往復乗車、下今市駅ー東部日光駅と下今市駅ー新藤原駅の東武線フリー乗車、中禅寺湖、湯元温泉、日光東照宮エリア、霧降高原エリアの東武バスのフリー乗車が一体となったフリー乗車券です。こちらで鬼怒川温泉なども行けますので、じっくり日数をかけて乗車するならお得だと思います。
④まるごと日光・鬼怒川 東武フリーパス (料金は出発駅、時期により異なる4日間有効)
③にさらに日光交通(バス)のフリー区間と野岩鉄道のフリー区間がプラスされたものです。③のエリアに加えて湯西川温泉などに行く場合はお得になります。
各種情報は東武バスのHPを参照ください。
駐車場
華厳の滝の最寄りの駐車場は華厳第一駐車場と華厳第二駐車場で有料駐車場になっています。普通車320円で華厳の滝のエレベーターからは2、3分です。徒歩10分以上の場所には無料駐車場もありますが、台数は多くありません。
華厳滝エレベーター
営業時間、利用料金
営業時間:(3月1日~11月30日)8時から17時
(12月1日~2月28日)9時から16時30分
料金:(大人)570円
(小学生)340円
(未就学児)無料
利用する価値は?
エレベーターを使わなくても遠くから滝を見ることは可能です。ただし、迫力は全然違いますし、わざわざバスに50分も乗って華厳の滝まで来たならエレベーターは絶対利用した方が良いと思います。近くで見ると音が全然違いますし、大迫力です。1分のエレベーターで570円は結構高いような気もしますが、これに乗らないと見られない景色なのでぜひ利用してください。
写真は左がエレベータに乗らずに撮った写真、右がエレベーターに乗った後の展望台から撮った写真です。エレベーターの先にはお土産を売っているお店もあります。
周辺観光
中禅寺湖
中禅寺温泉のバス停から徒歩8分ほどのところに中禅寺湖があります。我々は本当に立ち寄るぐらいで見学しましたが、遊覧船なども出ていますので、華厳の滝まで来た際は見に行くとよいと思います。
明智平
バスで向かう際。途中には明智平の停留所があり、ロープウェイが出ています。日光で一番といわれる展望地点で、中禅寺湖、華厳の滝、男体山など雄大なスケールで見渡せます。注意しないといけないのが、日光駅方面から出ているバスで来た場合、行きと帰りでルートが違い、帰りのバスは明智平に停車しませんので、どちらも行きたい場合は必ず明智平に先に行くようにしてください。
珍道中エピソード
エレベーターがなかったと言い張る母
母は数十年前に一度華厳の滝に行ったことがあるそうですが、今回の訪問の際、「私が来た時にはエレベーターなんてなかったからこんな近くまで簡単に行けてすごいわ」と感動していました。しかし帰ってから調べたところ、こちらのエレベーターは1930年から設置されているそうです。人の記憶なんて曖昧なものですね。
華厳の滝の迫力に打ち勝つ母
帰ってから写真を振り返っていたところ、母が腕をあげて華厳の滝と映っている写真があり、母の圧倒的な二の腕の存在感のせいで、華厳の滝の迫力が失われてしまっていました。母に私が悪意を持ってこの写真を撮ったと責め立てられましたが、恐ろしいまでの二の腕の存在感でした。それから母は腕の角度に注意してポーズを取るようになりました。母のせいで華厳の滝のすごさが伝わらず、この写真を出したら観光協会の方に訴えられるんじゃないかと話していました。