続100名城「八幡山城」 に行けずに喜ぶ母むすめ

続百名城のひとつ、滋賀県近江八幡市にある「八幡山城」を訪問(?)した際の記事です。

基本情報

歴史

八幡山城(はちまんやまじょう)は滋賀県近江八幡市八幡山にあるお城です。豊臣(羽柴)秀吉の甥である豊臣(羽柴)秀次が1585年に築城しました。秀次は織田信長にならい、楽市楽座の掟書を出して城下町の振興を図り、現在にいたる近江八幡市の基礎を築きました。秀吉から関白職を譲られますが、秀吉に実子秀頼が誕生すると次第に両者の関係は悪化し、同謀叛を企てたという理由で高野山に追放され、1595年に切腹させられました。秀次の死後、京極高次が入場しておりましたが、秀次の切腹後、廃城となりました。

遺構

我々は見に行っていませんが、山上の本丸、二の丸、北の丸、山麓居館部の郭、石垣などが残っているようです。

アクセス

最寄り駅「近江八幡駅」からのアクセス

八幡山城の最寄り駅はJR琵琶湖線近江鉄道八日市線近江八幡駅です。6番乗り場から長命寺行きのバスで八幡彫八幡山ロープウェー口停車所下車(運賃220円)、徒歩5分です。

駐車場

ロープウェー乗り場近くにある八幡公園に駐車場があります。

八幡山ロープウェー

年中無休

営業時間:9時-17時 (上り最終16:30)、15分間隔で運行

運賃:大人片道590円、往復950円

   こども片道270円、往復480円

ホームページには年中無休と記載されていましたが、我々が訪問した日はたまたまメンテナンス日だったらしく、運休でした。

八幡山ロープウェーのHPはこちらです。

www.ohmitetudo.co.jp

スタンプ設置場所

スタンプ設置場所は八幡山ロープウェーの山頂駅です。

ロープウェーが運休の場合はロープウェー乗り場の近くにある事務所の方にお願いすればスタンプを押させていただけます。

周辺観光情報

八幡堀

豊臣秀次が琵琶湖からの水運を発達させ、居城である八幡山城の城下町を発展させるために活用したそうです。街並みとともにとても趣がありました。秀次は死刑執行人を好んでつとめたり、罪人で刀の試し切りをしたりと殺生関白とも言われた残酷な面もあったらしいですが、近江八幡の街の発展に貢献したのは間違いないと思います。

日牟禮八幡宮

近江の守護として湖国の中心に位置し、広く'八幡さま'として親しまれてきました。創建は第13代成務天皇が即位の折で、991年に九州の宇佐八幡宮の神霊を勧進しました。近江八幡市の名前の由来となっているそうです。ここにはたねやとクラブハリエが向かい合って建っており、美味しいスイーツがいただけます!こちらに関しては別記事でご紹介します!

新町通り

ロープウェー口のバス停より2つ前の新町で降りると、江戸から明治にかけて建てられた近江商人たちの住まいが残されている新町通りの街並みを見ることができます。

珍道中エピソード

ロープウェー休止で喜ぶ母むすめ

我々が訪問した日は残念ながら八幡山ロープウェーがメンテナンスで運休でした。近江八幡駅でバスの乗り場を伺おうとして観光案内所の方とお話した時に教えてくださいました。すごく申し訳なさそうに言ってくださったのですが、母は大喜びでした。100名城スタンプを集めているのは私で母はスタンプ集めには興味ありますが、お城に興味はない人です。そして私はお城に興味はありますが、スタンプ押した後に一瞬だけお城を見て立ち去ることもあるレベルです。冬で時間がギリギリだったこともあり、ロープウェーが運休の時は下でスタンプを押せると事前リサーチで知っていたため、運休に親子で感謝してしまいました。おかげでクラブハリエでおいしいスイーツをいただけて幸せになれました。次に来る機会があればぜひ山頂にも行ってみたいと思います。