わたらせ温泉ホテルささゆり 圧巻の大露天風呂 百円で右往左往の70歳目前母

飽きっぽくて3つだけ記事を書いて2年放置していましたがなぜか気分が乗ってきたので再開します。今回は和歌山県熊野本宮大社の近くのわたらせ温泉のホテルささゆりさんです。とにかく大きな露天風呂が有名で、お食事もおいしかったです。そしてここでも母はやってくれてますので記事にします!

非常に個人的な総評です。

総合  ★★★★          立地   ★★★

お部屋 ★★★★   お風呂 ★★★★★

夕食  ★★★★   朝食  ★★★★★

清潔感 ★★★★   コスパ ★★★★

接客  ★★★★★       施設  ★★★★★

お部屋はツインルーム

今回のお部屋はツインルームです。それほど大きなお部屋ではありませんが大浴場の温泉がたくさんありますし十分でした。お茶菓子もあり、冷蔵庫にはお水とお茶がありどちらも無料でいただけました。使い捨てのスリッパも助かります。他にも露天風呂付のお部屋もあるので予算に余裕があればぜひお試しください。

たくさんの温泉を満喫 ロッカーの百円にはご注意を

今回泊まったホテルささゆりには姉妹館のホテルやまゆりがあり、橋で渡れるようになっています。ホテルやまゆり側には大露天風呂と貸切風呂があり、ホテルささゆりに宿泊した場合、ホテルやまゆり側のお風呂とホテルささゆりの大浴場、貸切風呂を利用できます。温泉はナトリウム炭酸水素塩泉で美肌効果があります!

大露天風呂

ここの大露天風呂は本当に大きいです。たくさんの露天風呂があり、温度が違います。たくさんのお風呂を満喫できて大満足でした。そして旅館のお風呂にあると嬉しいピーリングジェルが置いてあります!こちらのお風呂を利用する場合はタオルの用意がないため、タオルを持参する必要があります。またロッカーは百円玉で鍵をかけるタイプで使い終われば戻ってきます。母は百円玉を取り忘れて右往左往でした。

貸切風呂 (ホテルやまゆり)

お風呂が多すぎて今回は利用していませんが、チェックインの際にこちらのお風呂を利用するための鍵を渡されますのでそれを持って行って空いていれば利用できます。

大浴場 (ホテルささゆり)

ホテルささゆりの中で行けるのが嬉しいです。大露天風呂のように大きくはありませんが、十分な大きさの内湯があります。宿泊中、夜と朝に2度利用しましたが、ほとんど他のお客様に会うこともなく、快適に過ごせました。ここには私の大好きなピーリングジェルがないのが少し残念でした。ここにはフェイスタオルとバスタオルがたくさん置いてあり、部屋から持っていく必要がないのは嬉しかったです。

貸切風呂 (ホテルささゆり)

ささゆり側の露天風呂は貸切風呂になっており、こちらはホテルささゆり宿泊者のみが利用できます。夜に入った時は月が見えて風流でした。貸切なので誰かが入ってくることがなく、ゆっくり利用できました。こちらの利用はフロントに空いているお風呂があることを確認し、鍵を借りるスタイルです。

夕食は少し贅沢な創作和食会席~松~  熊野牛に母も大満足

夕食は会席料理です。1品1品こだわりが感じられる非常においしいお料理たちでした。私は特にお料理は事前にこれでもかというくらい調べ尽くしてにんまりするのが好きなのですが、こちらの旅館はあまり情報がなく、旅館の口コミを読むくらいしかできませんでしたが、結果は大満足です。ブログを書くと思っていなかったので写真がイマイチでごめんなさい。

和歌山なので食前酒はやはり梅酒ですね!濃厚で美味しかったです。先付けもどれも美味しいです。小付の栗豆腐は甘くてデザートのような美味しさでした。お造りも新鮮で美味しかったです。

そしてお待ちかねの熊野牛ロースしゃぶしゃぶです!ピカピカの包みに入っているのが牛肉だと気づいていなかった母ですが、途中で気づいてご満悦でした。熊野牛ってあまり知らなかったのですが、ほとんどは近畿地方で消費されネットとかホテルでないと全国には出回っていないようです。とろけるようなお肉でとても美味しかったです。

伊勢海老グラタンです。響きだけで高級感ありますね。味わい深くてすごく美味しかったですし、身がちゃんと入ってました。紅葉饅頭 鷄そぼろ庵はどろっとした庵がとても美味でした。容器がきれいですよね。

そして天ぷらです。天つゆで食べるかお塩で食べるか究極の選択を迫られます。どれも食感が素晴らしく美味しかったです。

最後にご飯とそのお供たちです。お吸い物は優しい味わいです。お漬物は奈良漬けが特に好きでした。中学生のときお弁当になぜか母が毎日奈良漬けを入れていたのを思い出しました。

最後にデザートです。和食でもデザートに果物だけじゃなくて作ったスイーツがあるとポイント高いですね。どれも美味しかったです。母はメロンが自分の方が小さいと文句を言ってました。一つ一つ料理を作った方の心配りが感じられる手の込んだお料理で大満足でした。最後は満腹でしたが食べられない量ではなくどれも美味しくいただけました。ごちそうさまでした。ロビーにいたもっちを載せておきます。

朝食は和定食 紀州梅干しや有田みかんなど和歌山ならではの味を

お腹を空かせるために朝の5時には目を覚まし、朝も温泉を堪能して準備バッチリです。朝ご飯は和定食です。紀州の梅干し有田みかんなど和歌山ならではの品もあり、朝食も夕食に続いて地元のお料理を堪能させていただきました。太刀魚は脂の乗った焼き魚が苦手な私にも食べやすく、朝から温かいものを食べられて嬉しかったです。その他ご飯に合うメニューばかりでついついお箸が進みます。ご飯は2種類で普通に炊いたご飯とお粥がありました。お粥は温泉水で作っており、優しい味わいで美味しいです。お粥に梅干しがとてもよく合います。有田みかんは甘くてさっぱりとした味わいでした。朝から美味しいお食事をいただき、1日のエネルギーを補給

施設紹介 コーヒーや無料マッサージチェアで快適に

館内ではコーヒーメーカーがあり、コーヒーが飲めます。夕食後や朝食前にコーヒーをいただきました。我々は使用しませんでしたが、無料のマッサージチェアもあり、快適に過ごすための設備が整っていました。お土産物屋さんもあり、楽しむことができます。

ホテルささゆり外観はこちらです。ホテルやまゆりまで行くためのつり橋があります。母は100円のために揺れるのもお構いなしにこのつり橋を疾走しました。

珍道中エピソード

70歳目前にして100円で右往左往する悲しい母

部屋に戻って大露天風呂の100円玉を回収し忘れたという母。大露天風呂に行くには橋を渡っていかなければいけないので少し遠いのですが、一応戻って確認してみる?と聞いた時には母はすでに部屋を出るところでした。そのまま部屋を出て、走って戻った母。途中橋を渡るときに、宿泊客の5歳くらいのお子さんが橋の上で踊って遊んでいたそうですが、何の余裕もない母はちょっとごめんね!とその横を走って通り、大露天風呂に一目散に走ったそうです。100円玉は・・・ありました!!その場にいた人に100円玉を忘れないようにといらぬ注意をし、露天風呂の入り口に戻ったところ、靴が無造作に脱ぎ捨てられており、自分でもこんなに余裕がなかったのかと思ったそうです。100円のためにここまでのあわってぷりを披露する母。むすめとしては複雑です。

まとめ

ホテルささゆりさんは何といっても大露天風呂が有名ですし、食事も手が込んでおりとても満足です。ホテル自体はなかなか歴史があると思うのですが、部屋やお風呂は清潔で全く気になりませんでした。和歌山の真ん中あたりにあり、熊野本宮大社に行かない限り、なかなか来ないのかもしれませんが、紀伊山地の霊場と参詣道世界遺産に登録されたことですし。熊野本宮大社に参詣される方も多いかと思います。その際はぜひ利用してみてください。皆様もロッカーの100円玉は回収を忘れずに!