本州最北端の町大間訪問 証明書ゲット+絶品まぐろに大喜びのむすめ

皆様、本州最北端の町がどこか知っていましたか?実は高級マグロで有名な大間崎なのです。本州最北端の町なだけあり、アクセスはそれなりに大変ですが、本州最北端大間崎到達証明書を購入できます。本州の東西南北の端にはそれぞれ到達証明書が購入でき、4か所全部の証明書を集めると記念品がもらえるのです。マグロがとてもおいしく、長い道のりでしたがなかなか行けない下北半島をめぐることができて大満足でした。

大間崎はこんなところ

本州最北端の町

青森県の北に位置する2つの半島、津軽半島下北半島のうち、東の下北半島の北端に位置する大間崎。津軽海峡をはさんだ北海道側の函館市汐首岬までの距離はわずか17.5キロメートルです。晴れた日は函館の五稜郭も見えるのだとか。本州の最北端は津軽半島ではなく下北半島の方なのですね。なかなか特徴的な形をしている半島なため、大間崎に行くのは一苦労です。それでもマグロと本州最北端大間崎到達証明書を求めて訪問する価値があります。

マグロの町

黒いダイヤと呼ばれるクロマグロ(「通称:本マグロ」)。 津軽海峡で水揚げされるマグロは、天然の本マグロです。 特にここ大間町で水揚げされたマグロは最高級品で、「大間まぐろ」というブランドネームで有名です。毎年、東京・豊洲市場江東区)の初競りでは「一番マグロ」として高値を付けるため、よくニュースになっていますね、大間で水揚げされるマグロは平均100キロ前後、1994年には、440キロもの超大物が水揚げされ、大間崎にある「マグロ一本釣りモニュメント」のモデルになっています。大間には マグロを食べられるお店がたくさんあり、スーパーでもマグロを購入することができます。我々はお店でマグロ丼定食を食べました。とてもとてもおいしかったです。お店については別記事で記載します。

最北端の町へのアクセス

青森駅から自動車

交通機関でのアクセスは時間の制限もありますので、運転が可能ならドライブするのが良いかと思います。青森駅から3時間ほどのドライブになりますが、途中に菜の花で有名なよこはま町を通りますし、ちょっと寄り道して恐山に寄るというのもよいかと思います。海沿いの道も通り、天気の良い日のドライブは最高です。大間崎には公営の無料駐車場もありますので、自動車で行って困ることもありません。

車窓からの眺めです。雨女親子の我々ですが、この日は晴れており、とても気持ちよいドライブになりました。

こちらの大間観光情報サイトに駐車場なども含めた大間の地図が掲載されています。

https://oma-wide.net/wp/wp-content/themes/sweety_tcd029/img/map_omatown.pdf

青森駅から電車+バス

大間崎に電車は通っておりませんので、大間崎に公共交通機関で行かれる場合は、下北駅まで鉄道で行き、その後はバスになります。乗り継ぎにもよりますが、この場合の所要時間は3時間40分程度です。青森駅から「青い森鉄道」で野辺地駅に行き、JR快速しもきたで下北駅で下車し、そこからは下北交通佐井線のバスで大間崎に行くことができます。料金は大人4250円です。なかなかのお値段ですので複数名で行く場合、レンタカーをお勧めします。また、青森駅から出発する場合、朝に出発したとしても到着は13時頃になります。

こちら下北交通佐井線の時刻表です。1日に6本程度のバスで本数がそれほど多くなく、曜日によって出ない便もありますのでご注意ください。

https://www.0175.co.jp/s/s-bus/

函館駅からシャトルバス+フェリー

さすが本州最北端というべきなのかもしれませんが、大間崎に行くには北海道の函館駅から行った方が青森駅から行くよりも早く行けます。函館駅からシャトルバスに30分ほど乗車し、函館フェリーターミナルに行き、そこから津軽海峡フェリーに乗ると大間港に行くことができます。この場合、所要時間は2時間15分から2時間50分ほどです。朝の一番早い便だと11時頃に大間港に着くことができます。運賃は全部で大人3450円程度です。1点注意しないといけないのは、最北端のモニュメントなどがある大間崎と大間港は3.5キロほど離れているということです。散歩したい場合は、歩ける距離だと思いますが、大間港からレンタカーを借りるか、大間港から徒歩10分の大間町役場で無料レンタサイクルがあります(4月下旬-10月下旬)。

津軽海峡フェリーのHPはこちらです。

https://www.tsugarukaikyo.co.jp/

大間町役場に関する大間観光情報サイトはこちらです。

oma-wide.net

本州最北端大間崎到達証明書の入手方法

大間崎のお店で購入

本州最北端大間崎証明書は大間崎にある以下の3店舗で200円で販売されています。

大間観光土産センター

www.oma.co.jp

土門商店

oma-wide.net

浜乃屋商店

oma-wide.net

購入を忘れた場合は郵送で

購入を忘れた!という方、ご安心ください。到着日の分かる大間崎でのレシート自身が写った日付入りの大間崎の写真などを200円分の小為替と返信用94円切手1枚を以下の住所に送付すると証明書を送付してもらうことも可能です

〒039-4601 青森県下北郡大間町大間字大間99 大間町観光協会

周辺観光

せっかく下北半島に行くならば大間崎だけではもったいので、ぜひそのほかの観光地にも足をのばして行ってみてください。

青森にもある「よこはま?」ー菜の花のまちー

よこはまと聞くと神奈川県の横浜をイメージする方が多いと思いますが、青森県にも「よこはま」があります。こちらは横浜ほど都会ではなく、菜の花で有名なのどかな町です。菜の花の作付面積は日本最大級で、平成26年の頃には日本一だったこともあるようです。見ごろは5月初旬から5月中旬らしいです。途中の道の駅でも菜の花関連のお土産がたくさん売られています。

むつ来さまい館

JR田名部駅近くにあるむつ来さまい(かさまい)館では下北半島について学ぶことができます。かさまいとは下北の方言で「お越しください」という意味だそうです。1階には田名部祭りを彩る山車のモニュメントがあります。2階には下北地域を紹介する「AGASSE来さまい」があり、映像やパネルで下北の情報を学ぶことができます。

恐山

言わずと知れたイタコで有名な霊場ですね。比叡山高野山とともに日本三大霊山です。地元では古くから「人は死ねば恐山に行く」と言われていたそうです。極楽浄土を思わせる美しさの極楽浜、硫黄臭が立ち込める地獄谷、無間地獄、血の池地獄など極楽と地獄の風景が広がっています。開山期間は5月から10月なのでご注意を。

薬研温泉(やげんおんせん)

温泉の湧き出る場所が漢方薬をすりつぶす器具「薬研台」に似ていることから薬研温泉と名付けられたといわれています。紅葉の時期には湯につかりながら美しい景色を楽しむことができます。

仏ヶ浦

約2kmにわたり奇岩が連なり太古の神秘を感じさせる海岸です。極楽浄土のような浜、透明度の高いエメラルドグリーンの海が美しい象牙色の奇岩のコントラストが美しい絶景が広がります。今回は時間の都合上立ち寄ることができませんでしたが、下北半島の有名観光地のひとつでぜひ次回は訪れてみたいです。

尻屋崎

津軽海峡の道しるべとなっている灯台があります。冬は閉鎖されており、4月から11月までしか行くことができないのでご注意を。尻屋崎で有名なのが寒立馬(かんだちめ)という特殊な馬です。この馬は寒気と粗食に耐え持久力に富む農用馬として重用されてきました。一時は9頭まで激減してしまいましたが、現在は20頭ほどに回復しているそうです。寒立馬の出産シーズンは4月-6月で運が良ければ生まれたばかりの仔馬に会えるかも。顔に白いラインの入ったかわいい馬を見ることができます。ここも行きたかったのですが、今回は行けずです。

珍道中エピソード

端に行くことに全く興味ないをマグロで釣るむすめ

端っこに行くのが大好きなむすめ下北半島に行きたいけれど、旅行は4月で恐山も開山していません。おまけには本州の端に行くことに何の興味もありません。なんとか下北半島に母の興味を沸かせようと考えた策が大間のマグロでを釣る作戦でした。母には「あの有名な大間のマグロが食べられるよ」と言い、はるばる本州最北端の町までドライブを楽しみました。大間ではマグロ丼を食べましたが、これが絶品でもとても喜んでおり、恨まれずにすみました。大間のマグロ最高です

ついに本州四端うを踏破し、本州制覇した気持ちのむすめ

本州四端の最後に訪れたのが最北端の大間崎でした。これで本州は我がものです!これからは本州四端制覇した女と呼んでください。冒頭でもお話しましたが、本州四端の到達証明書をすべて集めると記念品のお箸とステッカー、本州四端の各市町の首長直筆サイン入りの本州四端踏破証明書がもらえるのです。早速メールで応募しました。今の市長はどなただろうとわくわくしながら到着を待っているところです。届いたら記事にしようと思います。

予習ゼロのへの現在地の伝え方

一時期芸人さんで「県を持つとしたらここ」みたいなお話があったと思うのですが、下北半島を持つとしたらここしかないと思いませんか?恐ろしいくらいどこに行くのか予習ゼロのに今どのあたりまで来たのか伝えるため、「ちょうど持つとこ」とか「持つとこから上に来た」といった伝え方で伝えていました。すごい伝えやすかったです。わかりやすい形をしていてくれてありがとう、下北半島